女流本因坊戦 歴代記録

女流最高峰のタイトル戦、女流本因坊戦は第40期の節目です。

タイトルホルダーの藤沢里菜女流本因坊は、挑戦手合連続8期登場。
これは、第2期~第9期の楠光子八段と並ぶ、31年ぶり史上2人目の記録です。

2013年以降は連覇が無く、毎年タイトルホルダーが入れ替わっていますが、かつては防衛されることも多く、2007年から2012年にかけては謝依旻七段が6連覇を達成しています。

今期、藤沢女流本因坊がタイトル防衛を果たすと、史上2位タイの女流本因坊5期目となります。
他方、星合志保三段がタイトルを奪うと、自身初のタイトル獲得です。

ちなみに、藤沢里菜女流本因坊は現在女流五冠を保持していますが、挑戦手合第1局に勝ったことで、10月31日まで女流五冠を維持できることが確定しました。
女流タイトルの一つ、博多・カマチ杯の称号は10月末までとされているため、11月1日から女流四冠になります。


初掲載:2021.9.28